成功するVRコンテンツについて考えるブログ

プレティア株式会社は、VR動画の企画・撮影・制作・配信までワンストップで手掛けております。本ブログでは、VRに関する情報を発信します。ご相談・お問い合わせ等は是非お気軽に、info@pretia.co.jpまで。

【VR×旅行】再生回数5万回も!VR動画に取り組む自治体 5選

 近年、急速に拡大しつつあるVR市場。しかし「VRがこれから広まることはイメージできるけれど、実際、私たちの仕事や生活にはどんな影響があるの?」、「VRでいったいどんな体験ができるの?」、「どんなVR動画を作れば成功するの?」とお考えの読者の皆様も多いと思います。

 そこで、本ブログでは、どうすればVR動画によるプロモーションで成功できるのかを業界別にお伝えしていきます。第1回目の本記事では、「VR×旅行」、すなわちVR動画による旅行体験と、その実際の効果について取り上げます。

目次

「VR動画による旅行体験」で、観光客を増やせる? 

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 実はもうすでにVR動画を導入している自治体や観光地が全国で増加中です。その理由は、VR動画による旅行体験によって、「綺麗!」「面白そう!」「実際に行ってみたい!」という気持ちにさせ、観光客を誘致できるためです。
 下記で、具体的な事例もご紹介しながら、「なぜVR動画を導入する観光地が増えてきているのか」、「VR動画によるプロモーションで成功するにはどうすれば良いのか」、「VR動画を導入するうえで気を付けるべきこと」などをお伝えしていきます。
 街の魅力を発信したい自治体の関係者様、観光地の広報部や企画部のご担当者様は必読です。

「VR×旅行」に取り組む自治体・観光地 5選

北海道 美唄市 多言語対応のVR観光アプリ配信

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(画像引用元:http://hokkaido.11gaa.com/?p=1817)

 北海道の美唄市は、スマートフォンアプリ「VR体験 -北海道美唄市-」を通じて、町の魅力を配信しています。動画コンテンツとしては、東明公園の桜の様子、炭鉱メモリアル公園、美唄市名物のやきとりなど5つがあります。全国の自治体の中で、いち早くVR動画アプリによる旅行体験を配信し、話題になっています。
 このアプリの特徴は、英語や中国語のほか、タイ語にも対応していることです。2016年2月にタイで開催された旅行博「TITF2016」で、美唄市はこのVR動画アプリを使って市の観光地を紹介しました。その効果もあって、2016年末までに220人に及ぶタイ人観光客が美唄市を訪れたそうです。
 スマホのアプリユーザーが、VR動画を見ることによって、実際に観光誘致につながった事例ですね。美唄市のこの事例は、いち早くVR動画を導入することによって話題になったことから、VR動画を早いタイミングで導入すること自体にも大きな効果があるといえます。また、VR動画アプリが多言語で対応していることも大きなポイントとして挙げられます。
(出所:VR観光体験~北海道美唄市~ | 特設ページ)

北海道 北広島市 広大な土地を生かしたVR動画を制作

(動画引用元:https://www.youtube.com/watch?v=NNL0K4nPh74) 
 北海道の北広島市は、自転車で町を走った気分になれるVR動画を配信しています。北海道の広大な土地を生かしたVR動画です。
 実はVR動画は、長時間見ていると酔ってしまう恐れがあると懸念されていますが、この動画のように、(スタビライザーと呼ばれる専用機材等を用いて)視点が固定されていると、その懸念点も解消できそうです。
 こちらのVR動画は、その土地特有の撮影方法をしていることがポイント(今回でいえば広大な北海道の様子が一目瞭然です)です。また、視点が固定することで酔いの危険性を極力排除することも視聴者への重要な配慮だと考えられます。

山形県 大石田町 山形県で初!いち早くVR動画を導入

 (動画引用元:https://www.youtube.com/watch?v=s2t99TIeNig)

 山形県の大石田町は、最上川での2016年花火大会の様子をVR動画で配信しています。山形県の自治体では初となるVR観光動画の配信ということで、こちらも話題になりました。
 また、花火大会の様子のほか、町の男性たちがみこしを担いでいる様子も撮影されていて(1分18秒の部分から見られます)、とても臨場感があります。こうした動画を見ていると、お祭りにも行きたくなりますね。
 スマートフォンでは本体を上下左右に動かすと、360度全体を見ることができます。また、パソコンでは動画をドラッグすることで、迫力ある花火大会の様子を楽しむことができます。こちらのVR動画のポイントとして、「山形県の自治体で初のVR動画」という点から、やはりいち早くVR動画を導入することで話題になりやすいのではないかと思います。

兵庫県 南あわじ市 心温まるコンセプトのあるVR動画


【360°動画】あわじ国バーチャン・リアリティ 朝ごはん篇
(動画引用元:https://www.youtube.com/watch?v=B796Mkn-x84)


【360°動画】あわじ国バーチャン・リアリティ 夜ごはん篇
 (動画引用元:https://www.youtube.com/watch?v=96BJjzJi0oc)
 2017年1月、兵庫県南あわじ市は、ふるさと納税や移住促進のPRとしてVR体験動画を楽しめる特設サイト「バーチャン・リアリティ」を開設しました。バーチャルならぬ、「バーチャン」をはじめとした、あわじの皆様と食卓を囲むVR動画です。
 こちらの動画の再生回数に注目すると、朝ごはん篇は14800回(2017年7月11日時点)、夜ごはん篇は18000回(同日時点)であり、合計で3万回以上も視聴されています。公開した2017年1月10日からわずか半年で、市町村の動画がこれほど再生されていることからも、VR動画の訴求力が感じられます。
 こちらのVR動画は、単なるVR動画ではないと言えます。美味しそうなあわじ料理がリアルに見られたり、心温まるあわじの雰囲気が伝わっていることに加え、VR動画に「素敵なコンセプト」があることがポイントです。
 それは、「ひとりで寂しい食卓を、みんなで楽しむ食卓に変えてしまう食べる」というコンセプトです。もしご自宅でひとりで食事をしていても、こうした動画を見ると、心温まりますね。実際にあわじ料理を用意して食事をしながらVR動画を楽しみたいです。
(出所:あわじ国バーチャン・リアリティ)

沖縄県 再生回数5万4000回超!非日常を味わえるVR動画


 (動画引用元:https://www.youtube.com/watch?v=sU8oSjtZlx4)
 沖縄といえば海ですが、ANAがその様子をVR動画で配信しています。透き通った海水、カラフルな魚、差し込む光。とても綺麗なVR動画です。
 こちらのVR動画の最大のポイントは、日常生活でなかなか体験できないことをVR動画に収めている点です。VR動画を作るうえでのポイントは「現実に存在していない世界、または存在していても実際に体験することが難しい空間」を題材にすることです。こうした海の中の様子、ダイビングしている様子などは、その好例です。
 再生回数に注目すると、2017年3月1日の公開からわずか4ヶ月間あまりで、5万4000回以上視聴されています。(2017年7月11日時点)

「VR×旅行」 成功する5つのポイント

 以上、「VR×旅行」に取り組む自治体・観光地をご紹介しました。VR動画によって、旅行体験ができ、それによって「実際に行ってみたい!」と思えるのは、VRならではの効果です。こうしたVR動画への取り組みは、いま全国で広まりつつあり、今後も加速していくと予想されます。
 そこで、「VR×旅行」成功するVRコンテンツとは、下記の5つがポイントです。

  1. 観光地の特徴・魅力を最大限生かす。
  2. 特に、日常生活でなかなか体験できないVR動画を作る。
  3. VR動画を観る人の心に残るコンセプトを設定する。
  4. 360度カメラで撮影する際は、VR動画を視聴する人が酔わないよう配慮する。
  5. VR動画によるプロモーションをいち早く導入する。それ自体に価値がある。


 本記事でご紹介したVR動画による観光地PRについては、経済産業省が支援する方針を発表しています。今後、VR・ARで自治体・観光地をPRする動きはますます広まり、数年以内には普及していくことでしょう。

www.nikkei.com


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