成功するVRコンテンツについて考えるブログ

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【VR×博物館】VRに取り組む博物館4選

 前回は、「VR×旅行」について書きました。今回は「VR×博物館」の事例を取り上げます。実は、日本国内に限らず、世界的にも有名な博物館や美術館が、VRによって館内の様子や展示品の紹介を行なっているケースが増えてきています。
 本ブログでは、「なぜVRを導入する博物館・美術館が増えているのか」「博物館・美術館における成功するVRコンテンツとは」について、具体的な事例を4つご紹介しながら、お伝えしていきます。
 「博物館や美術館の魅力を発信したい」、「もっと来館者数を増やしたい」とお考えの博物館・美術館の関係者様は必読です。

目次

「VR×博物館」の事例 4選

国立科学博物館 VRツアーできるコンテンツを発売

(動画引用元:https://www.youtube.com/watch?v=_yBN9xclDvY)

 全国の博物館・美術館で、VR動画で館内を紹介するケースが増えてきています。その中で、いち早くVR動画を導入し、話題を呼んだ博物館が、年間来館者数220万人を誇る国立科学博物館です。
 VRコンテンツの内容は、国立科学博物館の中を自由に移動し、好きな順序で展示品を見ることができるものです。ポイントは2つ挙げられます。1つ目は、ティラノサウルスの目線に立てたり、トリケラトプスのお腹の中へ入れたりするなど、普段では見られない視点から展示品を楽しめることです。2つ目は、普段は立ち見の「国立科学博物館のオリジナル映像全5作品」がいつでも楽しめる、つまり混雑を避けて展示品を目一杯楽しめることです。
 販売価格は、税込で1,296円。国立科学博物館のオンラインショップで購入することができます。スマホを用いて家でも博物館へ行った気分を味わえます。
(出所:国立科学博物館 ミュージアムショップ/商品詳細 おウチで科博(ハコスコ))

ルーブル美術館 VRで館内の様子を公開

(動画引用元:http://www.youvisit.com/tour/louvremuseum)

 国内に限らず、世界的に有名な博物館・美術館もVRを取り入れ、世界中の方へ公開しています。1つ目にご紹介するのは、ルーブル美術館です。年間来館者数は800万人を超え、世界で最も来館者数の多い美術館ですが、そんなルーブル美術館も、VRで館内の様子を公開しています。
 静止画ではありますが、とても画質が良く、上下左右にスクロールすることで、ルーブル美術館の敷地内の様子を見ることができます。また、画面右下には、施設・展示品の解説が表示されており、何が展示されているのか一目で知ることができます。
 フランスまで行くことは時間的・経済的にハードルが高くても、VRで楽しむことができます。

国立自然史博物館 館内を自由に動き回れるVRを公開

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National Museum of Natural History

(動画引用元:http://naturalhistory.si.edu/VT3/NMNH/z_NMNH-016.html)

 次にご紹介するのは、国立自然史博物館です。この博物館は、アメリカの首都ワシントンD.C.にあるスミソニアン博物館群の1つです。ワシントンD.C.の中心部のナショナル・モール沿いに位置しています。
 地上階の入り口にある象徴的な「ゾウ(Elephants in Danger)」はとても迫力があります。その他にも、Ocean HallやMamma Hall、恐竜ゾーンや昆虫ゾーンなど、館内のフロア、部屋ごとにVRで中の様子を見回すことができます。また、展示品の解説の部分をアップで撮影されており、例えば、「Elephants in Danger」についても、展示の経緯や、生息地などの解説も読むことができます。また、「?」のコマンドを押すと、VRの操作方法を教えてくれる画面が表示されます。
 このVRのポイントとしては、展示品の解説を読める視点からも撮影されていること、自分の館内での位置情報がわかること、またVRの操作方法が表示できることが挙げられます。

サルバドール・ダリ美術館 ダリの世界観をVRで表現

www.youtube.com
 こちらはまさにVRの特徴を生かした動画です。20世紀を代表するスペイン出身の作家、サルバドール・ダリ。このVR動画では、ダリの作品観を味わうことができます。非現実を味わえるというVRならではの特徴が生かされているといえます。
 こちらは、フロリダ州のサルバドール・ダリ美術館で、2016年1月23日〜6月12日まで開催された展覧会「ディズニーとダリ:想像の建築」で展示されたVR体験です。「ダリの夢」と題されたこのVR動画は、ダリの作品「古典解釈 ミレーの『晩鐘』」がテーマとなっており、まるで作品の中に入り込んだかのような体験ができます。
 館内の様子を伝えるだけではなく、このように作家や作品の世界観を味わってもらえるのも、VRの魅力です。
(出所:Dreams of Dali in Virtual Reality - Salvador Dali Museum Salvador Dali Museum)

 

「VR×博物館」 成功する5つのポイント

 以上、「VR×博物館」についてご紹介しました。その他にも、日本国内でも福井県立恐竜博物館、日本科学未来館などもVRを取り入れており、また実際にVR導入を検討している博物館・美術館が増えてきています。
 「文化的価値あるもの・希少なものをより多くの方々へ伝えられる」という観点では、VRと博物館は相性が良いのだと考えられます。
 そこで、「VR×博物館」成功するVRコンテンツとは、下記の5つがポイントです。

  1. 視聴者が自由に館内の様子を見られるよう、閉館後など、館内に人がいない時間帯に撮影する。
  2. 視聴者が「いま何を見ているのか」を常に把握できるようにする。(画面中に館内のマップを表示させる。あるいは、何が展示されてあるのか一目で分かるように、展示品名を表示させる。)
  3. 博物館・美術館、その展示物について解説のナレーションを入れる。
  4. 解説の字幕を入れる。(「遠くにいる方も体験ができる」というVRの特徴を生かすため、外国人の方々向けに、多言語対応の字幕を付けるとより良い)
  5. VRの操作方法を表示できるようにする。

 
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